写真で言えば桜の季節、デザインで言えば名刺の季節。
最近は写真をふんだんに盛り込んだり、観光PRにつながるものだったり、オリジナル名刺をデザインさせていただく機会が増えました。
今日はそんな名刺に使われる「紙」のお話。
一般的に名刺に使われる紙としては、ざっくり分けると「光沢紙」「マット紙」「上質紙」の3種類があります。
写真の発色は表面がツヤツヤとした「光沢紙」が一番ですが、何かを書き込むのはちょっと苦手。個人的におすすめなのは、程よい発色の良さがありながら、光沢が抑えられている「マット紙」です。落ち着いた印象を与えつつ、見映えとのバランスも良いため、自身も前職でよく使っていました。
ただ、今の私が使っているのは「上質紙」。どうしても色がくすんだような仕上がりになりますが、さらさらとした手触りを含め、個人的には一番やさしく、落ち着いた雰囲気があるように感じます。
名刺は自分の分身と呼ばれるツール。ご希望のお客様には用紙のサンプルを触っていただきながら、「この感じ、好きかも」の感覚を大切にして、制作を進めさせていただいています。名刺交換が楽しみになるような、そんな名刺づくりが目標です。